2016年03月20日

大阪近辺の周遊フリーパス

大阪近辺の周遊フリーパス

大阪ワンダーループバス
http://wonderloop.osaka/
 梅田・難波・天王寺等を結ぶループバス
 1日3000円

大阪市交通局エンジョイエコカード
http://tabi.iinaa.net/JapnPass/osaka.html
 大阪市営地下鉄・市バス・ニュートラム
 1日800円(土・休600円)
 南海の関空→難波片道乗車券+特急券とのセット券
 1500円

大阪周遊パス(スルッとKANSAI)
http://www.osaka-info.jp/osp/jp/guide/guide.html
 大阪市エリアの地下鉄・私鉄・大阪市バス
 1日2300円 2日3000円

スルッとKANSAI 2day・3dayチケット
http://www.surutto.com/tickets/ticket_3day2day.php
 京阪神・大津・奈良・和歌山の私鉄・地下鉄・バス
 2日4000円 3日5200円



posted by 結 at 21:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月14日

地下鉄民営化で利益が上回る試算、法人税などの支払いを含めると・・・

 地下鉄民営化について、次のように民営化した方が利益が上回るとして報じられます。
地下鉄経常利益試算_大.jpg
--------------------------- 引用開始 ---------------------------
地下鉄民営化 経常利益を試算
NHK NEWSweb 2016年03月12日 06時42分
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20160312/3560051.html

大阪市交通局は、市営地下鉄を民営化した場合、いわゆる「駅ナカ」での商業施設の運営などで収益が増し平成33年度の経常利益は民営化しない場合を30億円あまり上回るとした試算をとりまとめました。
大阪市交通局は、平成29年度に市営地下鉄を民営化した場合と民営化しない場合のそれぞれの経常利益がどのように推移するかを試算しました。
それによりますと、平成31年度までは民営化しない場合が上回りますが、平成32年度には逆転し、平成33年度には、民営化した方が、民営化しない場合を30億円あまり上回ります。
この要因について、市交通局は、民営化によって、いわゆる「駅ナカ」での商業施設の運営の拡大やホテル、保育施設といった事業の展開などで、収益が増加していくとしています。
大阪市は、この試算結果も活用しながら、民営化のメリットについて、市議会に理解を求めていくことにしています。
--------------------------- 引用終了 ---------------------------

 このうち、民営化後の収支見通しは、地下鉄民営化プラン(案)の次の収支見通しの「経常利益」で比較していることが分かります。(元サイト 元データ

新会社の収支計画_p24.jpg

 元データを見ると分かる通り、比較に使用している「経常利益」とは法人税などの支払い前の数字で、民営化(正確には市100%保有の株式会社化なので、外郭団体化)すると当然、法人税や配当などの支払いが必要になりますから、「地下鉄に残るお金」は「経常利益」より、ずっと減ってしまいます。
 上記のニュースでは「平成33年度の経常利益は民営化しない場合を30億円あまり上回るとした試算をとりまとめました」と言うのですが、法人税などを支払わないなら、公営より民営の利益が上回ると言ってるだけで、実際には、民営化なら法人税などの支払いが必要になりますから、地下鉄に残る利益の比較としては、あまり意味があるように思えません。

 上記の収支見通しと地下鉄民営化プラン(案)記載の配当額38億円(元サイト 元データ)を基に、民営化する場合、民営化しない場合(=公営)で、「地下鉄に残る利益」を比較すると次のようになります。
 「民営化する方が、経常利益は民営化しない場合より上回る」とする4年目、5年目でも、民営化しない方が、地下鉄に残る利益は約100億円上回ります。
 「地下鉄民営化すると値下げできるようになる」みたいな宣伝がされますが、実際は逆に、地下鉄民営化は、地下鉄のお金を減らしてしまう「民営化」であることが分かります。

法人税や配当などの支払いを含めると.jpg
posted by 結 at 02:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月09日

橋下大阪市政で、市と民間の保育士給与が矛盾して見えることの整理

 橋下大阪市政で保育士給与を巡る施策について、次のようなツイートをしました。

保育士給与引下げのツイート.jpg
https://twitter.com/yuun08/status/706441074609250304

ツイートの趣旨としては、
(A)市の保育士と民間保育士の給与格差を是正する為の民間保育所に対する補助金を廃止した(2012年7月)
(B)市の保育士の給与が民間保育士より高いから、市の保育士の給与を引き下げるとした(2013年12月)(元記事
ということなのですが、2つの元の記事と資料をよく見ると、矛盾して見える事象があります。

(A)の元資料では、市の保育士と国基準の民間保育士給与の措置額の差が小さくなってきた為、交付件数が減少していて、2012年4月からの市の保育士の給与カット(7.8%)により、更に減少が見込まれるとしています。(ニュアンス的には、ほとんど無くなるだろうと。)

(B)の元記事では「市の保育士の給与水準は、民間水準を上回っている」と。こちらの記事(元記事)によると、「官民の20代の月収を比較すると保育士で約3万円、(中略)市職員の方が高かった」そうです。

 20代で約3万円の差なら、ざっくり1割程度の差があることになります。
 ところが(A)は、ほとんど差がないと言ってます。なんか、矛盾してるように見えます。
 でも、別に矛盾してることではないので、かなりモデル的にですが、整理してみます。

 市の保育士給与が100、民間保育士給与(国の措置額)が90だったとします。(国の措置額と給与額の差は無いとします)
 市の保育士と民間保育士給与(国の措置額)で10の差が出ているので、市が10を補助金支給します。結果、民間保育士給与も100になります。
 これが補助金廃止前の状態です。

 大阪市職員の給与カットの一部として、市の保育士給与についても約1割の給与カットを行います。給与カットというのは、正規の給与額は100のまま、期間限定で実際の支給額を90にするということです。

 市の保育士が一時的に支給額を90にするからといって、民間保育士給与も90でいい、補助金支給はいらないというのもヘンな話ですが、そういうコジツケで補助金を廃止してしまいました。
(補助金廃止は恒久的ですから、市の保育士の給与カットが終了しても、補助金は支給されないことになります)
 つまり(A)の結果、市の保育士は正規給与100、カット後の実支給額90、民間保育士は90となった訳です。

 ここで、(B)の市の保育士と民間保育士の給与比較を行います。
 人事委員会が行う給与の官民格差の比較は、市の正規給与と民間実態との比較です。
(人事委員会は元々、市の(正規)給与と民間の差が無いように勧告を行っているので、給与カット時にカット後給与と民間の差を無くすような勧告を行うと、給与カット分を(正規)給与を上げるように勧告という矛盾することになります)

 (B)の市の保育士と民間保育士の給与比較では、市の保育士の正規給与100、民間保育士90で、市の保育士は10高いという結果になります。これに基づいて市の保育士の正規給与を「是正」すると、市の保育士の正規給与は90となります。

 つまり(B)の結果、市の保育士は正規給与90(カット後の実支給額81)、民間保育士は90となった訳です。

 これはあくまでモデル的に説明をしただけなので、実態はもう少し複雑になると思います。
 ただ、(A)と(B)に特段の矛盾は無いこと。(A)と(B)の結果は、市の保育士も民間保育士も給与が下がるということ。この二つの整理はできたかなと思います。
posted by 結 at 04:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする